たった5ステップ!英単語のスペル暗記法

学校休校中の今、自主的に勉強をしている学生さんたちも多いと思います。私たちスタイン流TEST SKILLSは、最終的には自分で学べるようになって欲しいという願いを持っています。そして、せっかく勉強するなら、効率よく、自分の苦手な部分にしっかりと焦点を当てながら、着実に英語の力を身につけて欲しいと願っています。そのためには、正しい勉強方法で取り組むことが大事です。そのために「先生」という存在があるのです。

今、学校がお休みでなかなか先生からアドバイスをもらえない学生さんもいらっしゃることでしょう。私たちも微力ながら、ちょっとでも役に立つ英語の勉強方法を発信していこうと思っていますので、よかったらお付き合いください。

今日は英単語のスペルの勉強法についてです。

スペルを覚えるために、「ノートにひたすら単語を書きまくる!」という勉強方法をしている方もたくさんいらっしゃることでしょう。書くこと自体はとても良いことです。でもひたすら機械的に書くだけでは、その単語のスペルが長期記憶に入り込んできません。

英語は勉強の科目ですが、同時にコミュニケーションの道具とも言えます。単語を覚えることも、そのスペルを覚えることも、コミュニケーションの道具を増やし、使いやすくするための手段です。ですから、試験前だけのその場しのぎの記憶で、終わったらすぐに忘れてしまうようなやり方をしていては、コミュニケーションの道具としても役に立ってくれません。必要な時にすぐに取り出して使えるようにするためにも、英語の暗記は長期記憶にきちんと残るようにしておきたいものです。

では、英単語のスペルを長期記憶に留めるためにはどういう勉強方法が良いのでしょうか。

スタイン流TEST SKILLSのおすすめの方法をご紹介します。

1 覚えたい単語を1回ノートに書く(この時も「覚えるぞ!」って気持ちで書いてください)

2 書いたら、その単語を手で隠して、3秒数えながら頭の中で単語のスペルを復習する。

3 単語を隠したままで、もう1度ノートに書く。

4 声に出してスペルを言いながら書く(例えばconvenient なら、「シー・オー・エヌ・ヴィー・イー・エヌ・アイ・イー・エヌ・ティー」と声に出しながら書く)。

5 ここまでさらっとできたら、最後、このスペルを後ろから書く(convenient ならtからcに向かって書く。通常、左から右に書くのを、右から左に向かって綴っていく)。

この5番は、なかなか難しいかもしれません。これがスムーズにできたら、その単語のスペルはバッチリ頭の中に入っているはずです。

スペルを逆から綴るのは、ちょっとしたゲーム感覚でできるかもしれませんが、お世辞にも華やかな感じの勉強方法ではありませんね。地味にコツコツとやっていかなければならない練習ですが、時間のある時だからこそじっくり取り組める勉強とも言えます。やり方さえ分かっていれば、1人でできる勉強法ですし、お家での自習の1つとしてぜひ取り入れてみてくださいね。